マンション共有部のサッシの防音、遮音の違いと等級・種類について

はじめに

みなさま、こんにちは。マンション管理組合の皆様へ
今回はマンション共有部のサッシの防音、遮音についてお伝えいたします。

マンション改修専科では、マンション共有部の改修に様々なご提案が可能です。
是非、一度ご相談ください。

防音と遮音は似たような言葉ですが、実は異なる意味を持っています。
まずはこの二つの違いについてご説明いたします。

防音と遮音の違い

防音と遮音は似たような概念ですが、微妙な違いがあります。

防音は、外部からの音を室内に侵入させないようにすることを指します。
つまり、室内の静かな環境を保つために、外部からの騒音を遮断する性能の事です。

一方、
遮音は、室内から外部に音が漏れないようにすることを指します。
つまり、室内の音が外部に漏れ出すのを防ぐ性能になります。

等級

防音や遮音には、等級と呼ばれる評価基準が存在します。

等級は、音の遮断性能を示す指標であり、数字やアルファベットで表されます。
一般的には1から5の5段階で評価されます。
等級が高いほど効果的な防音や遮音の性能が高いという事になります。
例えば、防音室やスタジオなどでは、高い等級の防音が求められます。

性能や等級はマンション自体の構造も関わるため、選択が難しい面もあります。
ご相談、お見積りは無料ですので、一度マンション改修専科にご相談ください。

防音対策と防音のメリット

【対策方法】
– 二重窓や断熱ガラスの使用: 外部の音を遮断する効果があります。
– 閉鎖型換気システムの導入: 外気を取り込む際に騒音を遮断することができます。
– 防音扉や防音壁の設置: 音の漏れを抑えることができます。

【防音のメリット】

快適な生活環境の実現: 外部の騒音を遮断することで、
静かで落ち着いた環境を実現することができます。
睡眠の質の向上: 外部の騒音を軽減することで、
より快適な睡眠環境を作り出すことができます。

遮音対策と遮音のメリット

【対策方法】
– 遮音材の使用: 壁や天井、床に遮音材を使用することで、室内の音を抑えることができます。
– 間仕切りの設置:室内の音を区切ることで、他の部屋に音が響きにくくなります。

【遮音のメリット】
プライバシーの確保: 室内の音を遮断することで、他の部屋や隣近所に音が響かないため、プライバシーを守ることができます。
近隣トラブルの予防: 室内の音を適切に遮断することで、隣近所とのトラブルを防ぐことができます。

 

まとめ

以上が、防音と遮音についてのご説明でした。

防音と遮音の違い、等級、種類、そしてそれぞれのメリットを把握し、
適切な対策を行うことで、より快適な生活環境を実現することができます。

特に窓からの騒音は、遮音性能が上がる事で快適な生活空間となります。
ぜひ、マンション管理組合での検討に役立てていただければ幸いです。

お読みいただき、ありがとうございました。
サッシ工事のお問い合わせは是非マンション改修専科へどうぞ。

 

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