マンションもZEHの時代へ!建具改修と外断熱で快適&省エネな住まいに

はじめに

マンションにお住まいの皆様、こんにちは。
近年、住宅のエネルギー効率を高める取り組みとして「ZEH(ゼッチ)」が注目を集めています。ZEH(ゼッチ)とは「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」の略称で、住宅で使用する年間のエネルギー消費量を限りなくゼロに近づける、またはゼロにすることを目指した住宅のことです。これを実現するためには、断熱性能の向上、エネルギー効率の良い設備の導入、そして再生可能エネルギーの活用が鍵となります。マンションのリノベーションでもZEH化の要素を取り入れることで、快適性と省エネ効果を両立できます。戸建て住宅ではすでに普及が進んでいますが、実はマンションでもZEH化が可能なのです!

そこで今回は、マンションのZEH化に欠かせない「建具改修」と「外断熱改修」について、それぞれの役割やメリットをわかりやすく解説します。

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ZEHに向けた建具改修の役割とメリット

マンションのZEH化を進めるうえで、まず注目すべきなのが「建具改修」です。建具とは、開口部に設ける窓やドアなどの仕切りの総称で、ここからの熱の出入りを抑えることがエネルギー効率向上のカギとなります。

 

1.窓の改修
一般的なマンションの窓は単板ガラスや古いサッシが使用されており、熱の出入りが多いことが課題ですが、Low-E複層ガラスや真空ガラス、アルミ樹脂複合サッシなどの高断熱窓に交換すると、外気温の影響を受けにくくなり、冷暖房の効率が向上します。

 

2.玄関ドアの改修
玄関ドアも断熱性能の向上が可能です。特に、玄関ドアは金属製が多く、冬場に冷えやすい部分です。断熱材入りのドアに交換することで、住戸全体の断熱性能が向上し、快適な室内環境を実現できます。

 

また、窓や玄関ドアの改修を行うことで、隙間風の侵入を防ぎ、冷暖房の効率を高めることができます。これにより、エアコンの使用頻度を減らし、省エネ効果が期待できます。

 

外断熱改修がもたらすメリット

もう一つ、マンションのZEH化において重要なのが「外断熱改修」です。外断熱とは、建物の外壁に断熱材を施工することで、熱の出入りを抑える工法です。

 

1.室温の安定化
外断熱によって、外気の影響を受けにくくなり、夏は涼しく、冬は暖かい室内環境を維持できます。結果として、エアコンの稼働時間を短縮でき、エネルギーコストの削減につながります。

 

2.建物の耐久性向上
外壁の温度変化を抑えることで、コンクリートの劣化を防ぎ、建物の寿命を延ばすことができます。また、外壁の結露を防ぐことで、カビやダニの発生も抑えられ、健康的な住環境が実現します。

 

3.居住性の向上
外断熱によって壁面の温度差が少なくなるため、室内の「ヒートショック」を防ぐことができます。特に冬場、暖房の効いたリビングと廊下・浴室の温度差が小さくなることで、高齢者や小さな子どもがいる家庭でも安心して暮らせます。

 

まとめ:建具改修×外断熱改修でマンションをZEH化しよう!

マンションのZEH化には、「建具改修」と「外断熱改修」が欠かせません。窓やドアの断熱性能を高めることで熱の出入りを抑え、外断熱によって建物全体の温度変化を防ぐことで、冷暖房エネルギーを大幅に削減できます。さらに、これらの改修を行うことで、居住性の向上や建物の長寿命化など、多くのメリットが得られます。今後、マンションのZEH化が進むことで、快適で省エネな住まいが当たり前になる時代がやってくるかもしれません。
省エネと快適性を両立させるために、ぜひマンションのZEH化を検討してみてはいかがでしょうか?

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