マンションのリフォームに使える補助金とは?【2024年・令和6年最新版】

補助金制度の対象となる工種

基本的には、ガラス交換・内窓設置・外窓交換(カバー工法または、はつり工法)・玄関ドア交換が対象になります。支援事業によっては、外壁断熱工事、エコ住宅設備の設置、バリアフリー改修、子育て対応改修、などが対象となる事業もあります。是非一度お気軽にお問合せください。

既存住宅における断熱リフォーム支援事業「トータル断熱」「居間だけ断熱」

環境省による支援事業です。この事業は、既存住宅において省CO2関連投資によるエネルギー消費効率の改善と低炭素化を総合的に促進し、高性能建材を用いた断熱改修を支援する目的で実施されています。

<公募期間>
令和6年1月24日~3月1日(予算上限に達するまで)

<工事完了実績報告期限>
令和6年10月31日必着

<補助対象となる方>
戸建て・集合住宅(個別)のみ対象
※マンション管理組合としての申請は不可

<補助対象の製品>
トータル断熱:ガラス・窓・断熱材
居間だけ断熱:窓
※ドアは窓改修を行うことが必須

<補助額・上限>
補助対象経費の1/3まで
上限15万円/戸、玄関ドアも改修する場合は上限20万/戸

〇補助対象経費算出方法

・窓(カバー工法) と ガラス交換 それぞれ
グレードG2 30,000円、G1 40,000円、G0 50,000円 (単位:円/㎡)

・玄関ドア(カバー工法)
見積書の金額と15万円のいずれか低い額の1/3 補助金の上限額は5万円

<注意事項>
国からの他の補助金事業との併用は不可。

既存住宅における省エネ改修促進事業「クールネット東京」※令和5年度

東京都による東京都内の既存住宅の断熱性能向上及び、再エネ設備導入促進の為に行う助成事業です。

<申請期間>
【事前申込】令和5年5月29日から公社が定める日まで
【交付申請兼実績報告】令和5年6月30日から令和10年3月31日(17時公社必着)まで

<工事完了実績報告期限>
令和7年9月30日まで

<補助対象となる方>
住宅の所有者(戸建て・集合住宅(個別)・集合住宅(全体))
管理組合の代表者(集合住宅(全体))
リース事業者(戸建て・集合住宅(個別)・集合住宅(全体))

<補助対象設置要件>
ガラス交換(ガラス交換、カバー工法、建具交換)、外窓交換、内窓取付、ドア設置
※最低でも1つの居室の全ての窓を改修すること。それ以上は、1窓単位でも可

<補助額・上限>
高断熱窓・高断熱ドア:助成対象経費の1/3まで
上限 高断熱窓:100万/戸   高断熱ドア:16万/戸

<注意事項>
国の助成金事業との併用可能(併用の場合、助成金額に制限あり)
東京都の他の助成金事業、東京都の財源の他の区市町村の助成金との併用は不可

住宅省エネ2024キャンペーン「子育てエコホーム支援事業」「先進的窓リノベ2024事業」

国土交通省・経済産業省・環境省の3省連携による住宅省エネ支援事業です。

<交付申請予約・申請期間>
令和6年3月中下旬~予算上限に達するまで
(遅くとも令和6年12月31日まで)
※ お早目の申請をおすすめします。
※ 締切は予算執行状況に応じて公表します。

<補助対象となる方>
持家、賃貸等の工事発注者

<補助対象工事>
以下の①~③のいずれかは必須 ④~⑧は、①~③のいずれかと同時に行う場合のみ対象

①開口部の断熱改修(ガラス交換、内窓交換、外窓交換、ドア交換)
②外壁、屋根・天井又は、床の断熱改修
③エコ住宅設備の設置

④子育て対応改修
⑤防災性向上改修
⑥バリアフリー改修
⑦空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置
⑧リフォーム瑕疵保険等への加入

<補助額・上限>
補助額:対象工事内容ごとに定められた補助額の合計
上限:20万/戸

<注意事項>
国の他の補助金制度との併用は不可

補助金について詳しく知りたい方は

マンション改修専科では補助金について詳しく知りたい方に補助金の仕組みがよく分かる資料をご用意しています。管理組合様で検討する際にもご活用ください。
詳細はこちらをクリックしてください!

補助金申請をする際の注意点

補助金を利用したいけど、申請手続きが難しそう…などの不安で補助金利用を諦めている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

補助金の申請者は、環境省の既存住宅における断熱リフォーム支援事業「トータル断熱」と、東京都の既存住宅における省エネ改修促進事業「クールネット東京」では、住宅所有者(オーナー)や管理組合等の代表者になっています。

お客様ご自身で申請手続きを行うには、建築知識や専門知識が必要な書類作成があり難しく感じる場合もあるかと思います。マンション改修専科では、これらの事業は代理申請が可能となっております。

尚、3省連携の住宅省エネ2024キャンペーン「子育てエコホーム支援事業」「先進的窓リノベ2024事業」は、申請者が工事請負業者となっておりますので、申請手続きのご心配はいりません。

是非一度お気軽にお問合せください。

TOP