大掃除でピカピカ!簡単にできる網戸の外し方とお手入れ方法

はじめに

マンションにお住まいの皆様、こんにちは。
年末の大掃除は、普段手が届きにくい箇所をきれいにする絶好の機会です。特に、普段見落としがちな「網戸」は、意外と汚れが溜まりやすい場所です。網戸がきれいになるだけで、窓周りの印象が大きく変わり、すっきりとした新年を迎えることができるでしょう。そこで今回は、網戸の外し方やお手入れ方法を分かりやすくご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

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網戸の種類

まず、網戸のお手入れを始める前に、自宅の網戸の種類を確認しましょう。網戸には、大きく分けて以下のような種類があります。

 

スライド式網戸
主に引き違い窓に設置される網戸。左右にスライドして開閉します。

固定式網戸
主に上げ下げ窓や、滑り出し窓に設置される網戸。固定式のため、スライドや開閉はできません。

ロール式網戸
主に網戸用のレールがない窓に設置される網戸。横引きタイプと縦引きタイプがあり、網をロール状に巻き取り開閉します。

アコーディオン式網戸
主に玄関や勝手口ドア、テラスドアの室内側に設置される網戸。その名の通りアコーディオンのように開閉します。

 

これらの種類によって、網戸の外し方や取り付け方が異なります。自宅の網戸の種類に合った方法を確認しましょう。同じ網戸の種類でもメーカーによって、仕様や作りに違いはありますが、基本的な外し方・取り付け方はほぼ同じです。しかしながら、メーカーによって細かい差異があるため、不安がある方は直接メーカーに問い合わせ、または取り扱い説明書を確認するのがよいでしょう。

 

網戸の外し方・取り付け方

ここでは、最も一般的なスライド式網戸の基本的な外し方・取り付け方をご紹介します。
※前途の通り、スライド式網戸でもメーカーごとに外し方・取り付け方が異なる場合があります。そのため、不安がある方は直接メーカーに問い合わせ、または取り扱い説明書を確認することをおすすめします。

 

1.外れ止めを解除する
網戸には、強風などで網戸が脱落しないよう「外れ止め」と呼ばれる部品が付いています。外れ止めを解除する際ドライバーが必要になるため、あらかじめ用意しておきましょう。外れ止めは上端部、上部、下部のいずれか、もしくは複数箇所に付いているので、まずはこれらのネジを緩めます。

 

2.脱輪防止機構を解除する
メーカーによっては、外れ止めだけでなく、「脱輪防止機構」という部品が付いているものもあり、脱輪防止機構がついている場合は、解除する必要があります。脱輪防止機構は、主にサッシの室外側下部に付いています。ツマミをスライドさせて解除しましょう。

 

3. 網戸を持ち上げて外す
網戸を止まるところまで持ち上げ、外側に引き、サッシ下部のレールから取り外します。その後、上のレールから網戸を引き抜きます。

 

4. 網戸を持ち上げて外す
外すときと逆の手順で、網戸を取り付けます。上下のレールにしっかりはめ込み、脱輪防止機構、外れ止めを忘れずに必ず再セットしましょう。

 

網戸のお手入れ方法

網戸を外したら、以下の手順で汚れを落としてきれいにしましょう。

 

1. ゴミやホコリを取り除く
乾いたブラシや掃除機で網戸についたゴミやホコリを落とします。この時点でかなりの汚れが取れることが多いです。

 

2.水洗いする
網戸を浴室やバルコニーに立てかけ、シャワーやホースで水をかけて洗い流します。汚れがひどい場合は、中性洗剤をスポンジにつけて軽くこすると効果的です。※バルコニーで水洗いをする際は、網戸落下などの事故が起きないよう、細心の注意を払いましょう。

 

3.乾燥させる
洗った後はしっかり乾燥させます。水分が残るとカビの原因になるため、注意しましょう。

 

4.サッシのお手入れも忘れずに
網戸だけでなく、窓枠やサッシも一緒に掃除しましょう。サッシには溝やくぼみが多く、特に下部はホコリが溜まりやすい部分でもあります。スポンジや歯ブラシなどを使って、細かい部分まできれいにしましょう。

 

まとめ

年末大掃除で忘れがちな網戸の掃除ですが、定期的にメンテナンスをすることで、清潔な住環境を保てます。網戸の取り外しやお手入れは、種類やメーカーごとの特徴を理解すれば決して難しくありません。特にスライド式網戸は、コツを掴めばスムーズに作業できます。ぜひこの機会に網戸やサッシの掃除をして、きれいになった網戸越しに、清々しい新年を迎えましょう!

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